鳥獣害対策事業
被害の現状
岡崎市では、東名高速道路を境とした北部、東南部及び旧額田町地区にイノシシやサル、シカ等の野生生物の生息が確認されており、農林産物被害があります。
また、岡崎市は多品目にわたる農業生産都市であると共に、ブドウ・イチゴなどの果樹の生産地として知られている一方、ハクビシンやカラスなどによる果樹被害が増加しています。
鳥獣害対策事業
岡崎市では、農林産物被害を防止するため、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律(平成19年法律第134号)」第4条第1項の規定に基づき被害防止計画を策定し、捕獲と防除及び、環境整備を3本柱として対策を進めています。
※第二種特定鳥獣管理計画岡崎市実施計画については、環境保全課が担当となります。
有害鳥獣捕獲業務
地元猟友会に有害鳥獣の捕獲業務を委託しています。
4月から2月(有害鳥獣捕獲 猪・鹿・猿・小型獣類・鳥類)
猪、鹿、猿などによる農林産物被害がありましたら、電話等にてご連絡ください。
- 「竹と間伐材で作る「檻」によるイノシシ の捕獲方法」について(捕獲の参考に)
- 「小型移動式イノシシ捕獲檻」について(竹檻第2弾)
鳥獣害対策出猟管理業務
4月から2月 猪・鹿・猿を対象に、銃猟隊による追い上げや、捕獲檻の管理を行います。
防除について
岡崎市では、岡崎市鳥獣害対策協議会と連携し、猪、鹿、猿等の獣害による農業被害を防ぐため、侵入防止柵の設置を推進しています。
また、農業者等が 電気牧柵などの防護柵等を設置する場合、資材費に対して補助金を交付しています。
詳しくは「各種補助制度(鳥獣害対策)」のページをご覧ください。有害鳥獣を寄せ付けない環境整備
野生鳥獣を引き寄せない環境づくりも大切です。
収穫しない野菜や果樹などは農地に残さないようにしてください。
また、稲刈り後のヒコバエも餌になります。
これらは野生鳥獣をおびき寄せてしまうばかりか、栄養を摂って野生鳥獣の繁殖を促す結果となり、せっかく捕獲しても個体数が増加してしまいます。
動物が身を隠せるような草や薮を除去することも大切です。サル被害対策について
山間部やその周辺では、サルなどの野生鳥獣が出る事があります。
基本的にはサルを見かけても、刺激せずに静かにその場を離れるようにしましょう。
特に子供や女性は甘く見られる傾向があり、近寄ったり食べ物を持っていたりすると向かってくる可能性があります。
山間農村部でサル被害を受けている地域については、地域で団結し且つ無理のないように追い払いを行ってください。
追い払いを行わないとサルがますます人間を軽視し、被害拡大に繋がります。がん具花火を使用して追い払う時の注意
やむを得ずロケット花火等を使用して追い払う際は、花火に記載されている説明書をよく読み、事故の無いよう注意して下さい。
火薬類取締法施行規則第56条の4の規定を守って、安全に実施する必要があります。
次の場合を除き、愛知県知事による「消費の許可」が必要になりますので、注意してください。- 1日につき、原料をなす火薬又は爆薬が10グラム以下の煙火200個以下の消費
各種補助金について
鳥獣害対策事業費補助金交付
田畑等に侵入する猪や鹿に有効な電気牧柵などの防護柵の資材費に対して補助をします。
詳しくは「各種補助制度(鳥獣害対策)」のページをご覧ください。
狩猟免許取得支援事業補助金交付
鳥獣害被害対策のために狩猟免許を取得した場合に、狩猟免許試験受験料等の対象経費に対して補助をします。
詳しくは「各種補助制度(鳥獣害対策)」のページをご覧ください。
「狩猟免許試験」のお知らせ
愛知県より狩猟免許関連情報の提供がありましたらお知らせします。
- 令和5年度狩猟免許試験のご案内(新しいウィンドウで開きます)