PCB廃棄物の処理について
PCB廃棄物 処理期限迫る ☎0564-23-6871(廃棄物対策課)
ポリ塩化ビフェニル(PCB)とは
PCBとはPoly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略称で、人工的に作られた、 主に油状の化学物質です。
水に溶けにくく、沸点が高い、熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、化学的にも安定な性質を有することから様々な用途で利用されていましたが、人体に有害なため現在は製造・輸入ともに禁止されています。
詳しくは環境省ホームページ→http://pcb-soukishori.env.go.jp/(新しいウィンドウで開きます)
PCB廃棄物の分類と処理期限
PCB廃棄物は、PCBの濃度により高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物に分類されます。
高圧変圧器・コンデンサー等の高濃度PCB廃棄物については、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)で処理を行っていました。
低濃度PCB廃棄物については、環境大臣が認定する無害化処理認定施設及び都道府県知事等が許可する施設で処理を行っています。
分類 | 判別方法 | 処分先 | 処分期限 | |
高濃度PCB廃棄物 | 安定器 | 銘板で判別 | JESCO北九州PCB処理事業所 | 済 |
変圧器・コンデンサー等 | JESCO豊田PCB処理事業所 | 済 | ||
低濃度PCB廃棄物 | 安定器・コンデンサー 溶接機 X線発生装置 昇降機類(エレベーター、エスカレーター等) 等 |
銘板で判別 濃度分析 |
無害化処理認定施設 | 令和9年3月31日 |
PCB廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法について
平成13年にポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法が施行され、必要な届出等が定められました。 詳しくは下記のリンクをご参照ください。
・ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法に係る届出