阿知和地区工業団地造成事業起工式が行われました。
2023年9月26日(火曜日)、阿知和地区工業団地造成事業起工式が、西阿知和町で行われ、発注者と事業者双方の代表者ら約100人が出席し、神事で鎌入れなどをして工事の安全を祈願しました。
この事業では、道路や水路などの公共整備を含む工業団地の造成や隣接する東名高速道路で本市初となるスマートインターチェンジ予定地の粗造成、周辺アクセス道路の整備(北アクセス道路の整備、東名高速道路に架かる橋りょうの撤去・架け替え)などを一体的に実施していきます。また、事業者には完成後2年間の維持管理も行っていただきます。
PFI(民間資金活用による社会資本整備の手法)を活用して、整備から完成後の維持管理は、鹿島建設株式会社(東京部港区)を含む4社で構成する共同企業体(JV)が担い、2027年3月の造成完了を目指しています。開発面積は約63ヘクタール、分譲面積は約32ヘクタールで、そのうち約15ヘクタールにプロロジス(外資系の物流不動産会社)が進出を予定しています。
中根市長は、「本市の未来を共に築いていくパートナーとなる優良企業が集積する団地にしていきたい。優良企業の進出により、新たな雇用が生まれ、地域経済が一層活性化し、新たな活力と希望をもたらすことを期待している」と挨拶し、鹿島建設株式会社中部支店の秋田大次郎執行役員支店長は、「企業体の総力を集結し、事業に関わる全ての皆さまに満足してもらえるものを必ず実現させる」と述べました。