事前復興まちづくりの取り組みについて
東日本大震災による被害を受け、平時において災害への備えをしておくことの重要性が再認識され、まちづくりにおいても、被災したまちの姿を想定して、できるだけ被害を減らすことや、仮に被災しても復興をスムーズに行えるよう事前に準備しておくことが重要視されています。
「事前復興まちづくり」の取り組みは、自分たちの住むまちの災害リスクを知り、あらかじめ被災後のまちづくりについて考えることによって、まちの防災性を向上しようとする取り組みです。
平成25年11月~12月にかけ、県市共催で事前復興まちづくり体験(模擬訓練)として、下記のとおり本市広幡地区において地域住民の方と一緒に実施しました。
対象地区 | 元能見南、元能見中、元能見北、福寿、松本の5町内会 | |
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参加者 | 各地域で事前に選出された住民の方 (町総代、子供会役員、年行司、消防団員など)
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場 所 | 広幡学区市民ホーム(広幡町) | |
日時及び内容 | 第1回 | 平成25年11月24日(日) 地域住民の方に地震による災害リスクを説明するとともに、住民の方と一緒に まちを歩いて、危険な場所の把握などを行いました。 |
第2回 | 平成25年12月14日 (土) 第1回で把握した災害リスクやまちあるきから、街の将来像など、事前復興まち づくりについての検討を行いました。 |
今回の事前復興まちづくり体験(模擬訓練)の内容については、こちらをご覧ください
→→→ まちづくりかわら版(事前復興まちづくり体験報告)
「事前復興」や「復興準備」とも呼ばれるこのような取り組みは、被災時にまちの復興を進めるプロセスや、まちの将来の姿をあらかじめ検討しておくこと、さらには、事前にできる対策は行っておくことなど、多岐にわたります。
今後、本市においても、この事前復興の取り組みを充実させ、防災都市づくりを進めてまいります。
関連資料
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