岡崎デザインシャレットを開催しました。
このまちで暮らし、このまちに関わる市民の方々の参加を得て、まちの未来を作り出していく市民参加イベントの第1弾として
岡崎デザインシャレットを開催しました。
8月2日(日曜日)から9日(日曜日)の9日間で大学生と専門家で編成した複数のチームによって、期間中に実施した公開型ワークショップ
にて市民の皆様から意見をいただきながら「乙川リバーフロント地区のまちづくり」について模型を作成して地区の活用案を提案していただきました。
岡崎デザインシャレットの成果
都市政策は専門家等によりつくられることが一般的です。一方、今回のデザインシャレットは、学生が中心となり、「中立的でやわらかい議論の場」をつくることで、敷地がもつ課題や可能性、計画の方向性等の重要な要素を見つけ出すことができる取り組みであることが確認できました。
また、具体的な設計作業を行うことで、今後検討すべきことが明確認になり、関係者の間でその課題を共有することができたことも大きな成果のうちの一つです。
以下は各チームにより発表された最終成果です。
プロジェクトA:中央緑道再生計画
戦後の戦災復興土地区画整理事業により整備された「中央緑道」は籠田公園と乙川を結ぶ、長さ約300m・幅30mの緑道です。
緑地帯が車道に挟まれ隣接地から分断される形状となっているため、その空間の持つポテンシャルを活かせずにいます。
本プロジェクトは、東岡崎駅と康生地区を結ぶ中央緑道の活用を検討し、籠田公園と(仮称)乙川人道橋を含めた緑道のあり方についてご提案いただきました。
プロジェクトB:太陽の城跡地活用計画
歴史文化遺産を活かした観光産業都市創造の受け皿として計画される「ホテル」及び、観光交流の場として求められる機能を充足しながら、観光船の運航や乙川河川緑地での様々なアクティビティの利活用を想定した「川の駅・リバーベース」について、3つの容積率に対してご提案いただきました。
■B-1(容積率400%)「Otogawa Trinity Towers(おとがわトリニティタワーズ)」
■B-2(容積率300%)「Otogawa Terras&Towers(おとがわテラスアンドタワーズ)」
■B-3(容積率200%)「Otogawa Sequence Towers(おとがわシークエンスタワーズ)」
岡崎デザインシャレットレポート【1日目~8日目】
おとがわプロジェクト展示・投票会
提案された内容は、8月11日(火曜日)から8月30日(日曜日)(うち、8月12日、26日、27日は休館日)
の10時から19時の間に東岡崎駅ビル3階で展示・投票会を開催しました。
■おとがわプロジェクト展示・投票会(東岡崎駅ビル会場)についてはこちらをご覧ください。
その後、市役所東庁舎1階へ場所を移し、9月1日(火曜日)から9月30日(水曜日)
の平日8時30分から17時15分の時間帯で引き続き展示・投票会を開催しています。
■おとがわプロジェクト展示・投票会(市役所東庁舎会場)についてはこちらをご覧ください。
関連資料
- A-1成果(緑道ミュージアム)(PDF形式 5,412キロバイト)
- A-2成果(おとがわ町屋緑道)(PDF形式 3,307キロバイト)
- A-3成果(参道緑道)(PDF形式 6,768キロバイト)
- B-1成果(容積率400%)(PDF形式 6,982キロバイト)
- B-2成果(容積率300%)(PDF形式 3,743キロバイト)
- B-3成果(容積率200%)(PDF形式 4,354キロバイト)
PDFファイルの閲覧には、Adobe Reader(新しいウインドウが開き、岡崎市のサイトを離れます)が必要です。