食文化の保護・継承

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ページ番号1004272  更新日 2026年1月30日

食文化の保護・継承 岡崎の郷土料理・郷土菓子について

郷土料理がその地に根付くのには、風土、歴史、文化などの様々な理由があります。岡崎は温暖な気候と肥沃な土、矢作川、乙川などの豊富な水に恵まれており、この気候と環境が米、麦、野菜など多彩な農産物の栽培につながり、煮味噌やいがまんじゅう、味噌田楽、焼味噌など様々な郷土料理や郷土菓子が作られてきました。

ふるさとの味である郷土料理や郷土菓子を家庭での食事や行事の食事に取り入れ、歴史ある食文化を次世代に伝えましょう。

岡崎の豆味噌文化を知ろう!

  • 岡崎で昔から親しまれてきた八丁味噌。名前の由来は、岡崎城から西へ八丁(約870メートル)のよりにある味噌蔵で作られていたことに由来しています。八丁味噌は一般的な豆味噌よりも熟成期間が長く、二夏二冬じっくりねかせて作ります。
  • 豆味噌は各家庭にも浸透し、親しまれ、岡崎の郷土料理には豆味噌を使った料理が多く存在します。

イラスト:毎月30日(三十=みそか)は、味噌の日!

ふるさとの味を知る

豊かな矢作川と山々に守られた場所。岡崎の歴史は古く、多くの史跡や史実、偉大な先人の跡を今に残しています。

そこには歴史に登場しない多くの人々の営みもあり、地域の風土に根差した食文化が発達してきました。
平成28年、岡崎市は市制施行100周年を迎えました。これを機会として、郷土の食に注目し、そこに残された記憶を辿り、現在のありようを見聞きし、「ふるさとの味を知る おかざきの『食』再・発・見」を発行しました。

この本によって郷土の食の、また、岡崎の魅力を再発見していただき、新しい世代へ食文化を伝える架け橋としていただければ幸いです。

写真:ふるさとの味を知る おかざきの『食』再・発・見 表紙

岡崎の郷土料理・郷土菓子

岡崎を代表する郷土料理・郷土菓子を紹介します。おうちで手作りできるレシピも掲載していますので、ぜひ味わってみてください。

煮味噌

写真:煮味噌


鍋に季節の野菜を入れて煮込んだ、冬を代表する家庭料理です。レシピに決まりはなく、各家庭によって使う食材や作り方が違い、それぞれの家庭の味があります。

焼味噌

写真:焼味噌


  • 味噌にごまやねぎを加え、平たく丸めて香ばしく焼いたもので、かつては保存食として作られていました。
  • 戦国時代には、兵士たちが食糧として持っており、徳川家康公に仕えた大久保氏の家伝「大久保家留書」には家康公が食べた記録があります。

味噌田楽

写真:味噌田楽


味噌田楽には、豆腐、こんにゃく、里芋などをくしに刺し焼いて味噌をぬったものと、鍋にだし汁と大根、豆腐、こんにゃくなどを入れて温めて味噌をかけるものの二通りありますが、岡崎では後者を味噌田楽と呼ぶ家庭が多いようです。

鮎の煮浸し

写真:鮎の煮浸し


昔は保存食として家庭でも作られていましたが、手間暇がかかるため、現在では限られたお店でしか食べることができません。甘露煮よりもあっさりとして柔らかく、上品な味わいです。

いがまんじゅう

写真:いがまんじゅう


  • 3月の桃の節句の時期に和菓子店やスーパーの店頭に並ぶいがまんじゅう。いがまんじゅうをひな祭りにお供えして食べる文化は三河地方独特の文化です。
  • 三河のいがまんじゅうの特徴は赤・緑・黄の三色に色づけされた餅米が飾られていること。諸説ありますが、赤・緑・黄の色は桃の花、新芽、菜の花と春を表しているといわれています。

あわゆき

現在は岡崎の銘菓として知られていますが、江戸時代に東海道岡崎宿の東の入口の茶屋で売られていた淡雪豆腐(豆腐に醤油だれをかけたあんかけ豆腐)が始まりです。明治時代に姿を消した淡雪豆腐、老舗の菓子屋がその歴史をお菓子として復活させました。

写真:あわゆき

法蔵寺団子

写真:法蔵寺団子


  • 1本の串に指で平たくつぶした5つの団子をあぶり、たまり醤油で味付けしたシンプルな団子です。
  • 江戸中期ごろ、東海道赤坂宿と藤川宿場のほぼ真ん中にある本宿に旅の休憩所「お休み所」ができ、法蔵寺の前で法蔵寺団子は売られていました。あぶられた団子のいい匂いに誘われて、たくさん売れ、遠くからわざわざ買いに来る人もいるほど人気があったといわれています。

みかわあえ

写真:みかわあえ


  • 寛永20年(1643)に出版された料理本「料理物語」で「みかはあへ」が紹介されています。
  • 「みかは」とは地名の「三河」という説が有力で、三河の由緒ある料理であったと推察されます。

関連資料

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