市制110周年・開館30周年記念企画展 国島征二
イベントカテゴリ: 芸術&文化

展覧会概要
国島征二は1937年に名古屋市で生まれ、70年代からアメリカを拠点に活動し、日本とアメリカを中心に世界各地で作品を発表した美術家です。1996年から額田町(現岡崎市)に居を構えて制作活動を行い、2022年に惜しまれながら亡くなりました。石彫によるパブリックアートは広く知られており、サンフランシスコ国際空港に設置された《Stacking Stone》(1983年)をはじめ、愛知県内では名古屋市の東山公園前に設置された《緑と風のフレーム》(1987年)など各地に多くの作品が残されています。
アメリカで活動した時代の代表的な作品が石彫であることから、彫刻家として認識されることが多い国島ですが、美術家として初期に取り組んだのは絵画でした。その後、アルミニウム合金やブロンズを用いた積層シリーズや石彫、また制作当初は発表していなかった国島の密やかなライフワークであるWrapped Memoryシリーズなどバリエーション豊かな作品を展開しました。アメリカからの帰国後は、それまで手掛けてきた全ての表現手法に立ち返り、美術家として亡くなるまで休みなく制作に向き合い、独自の造形理論を追求しました。
本展は国島のこれまでの作品、絵画や立体など300点以上を紹介するものです。国島征二の美術家としての70年間のあゆみを是非ご覧ください。
開催期間
2026年12月19日(土曜日)~2027年3月14日(日曜日)
展覧会情報
名 称:令和8年度岡崎市制110周年・開館30周年記念「国島征二」
主 催:岡崎市美術博物館、中日新聞社
会 場:岡崎市美術博物館(愛知県岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(1月11日(祝日)を除く)、12月29日(火曜日)~1月3日(日曜日)、1月12日(火曜日)
観覧料: 一般[高校生以上] 1200円(1100円)/中学生以下600円(550円)
*展覧会限定フリーパス「Limi-pass(リミパス)」は1800円 *()内は各種割引および20名以上の団体料金 *未就学児は無料 *岡崎市内在住・在学の小中学生は無料(証明書類をご提示いただく場合があります) *各種障がい者手帳の交付を受けている方およびその介助者1名は無料
展覧会構成
【第1章】1958-1975 初期絵画から「積層体」へ

名古屋市港区に生まれた国島征二は武蔵野美術大学の油彩科を中退して名古屋に戻り、そこから本格的に作家活動をはじめます。初期に制作した絵画は、アンフォルメル風の抽象から、有機的なかたちを持つ物質的なモチーフに変化します。その後実験的な作品に取り組む模索期を経て、徐々に立体へと展開し、1972年の「FUKUROシリーズ」からアルミニウム合金を素材に用いはじめ、「層」を構造とする「積層体」へと変化を遂げました。本章では国島の作品の変化を辿ります。
《作品 66‐5》1966_キャンバス、油彩_43.0×34.0_個人蔵
【第2章】1976-1995 アメリカ時代と石彫
16.5×44.0×14.5_当館蔵
国島は1968年と71年に単身ニューヨークを拠点に欧米や南米各地を周遊し、1975年に本格的に渡米、LAを拠点にギャラリーspaceで個展をはじめます。以降名古屋とLAを行き来しながら作品を発表します。国島は渡米からしばらくアルミニウム合金と自然石による「積層体」を追求しますが、その後アルミがブロンズに代わり、層の表現が多様化しながら、石の存在感が増してゆきます。そして1980年代半ばには石のみを素材にした石彫へと変貌を遂げます。本章では、作品と併せて国島が手掛けた石彫によるパブリックアートの仕事を紹介します。
【第3章】1996-2022 生活と芸術、美術家として生きる国島の実践

長年個展を開催してきた桜画廊(名古屋)が1994年に閉廊、1995年にはアメリカ移住の起点となったL.Aのspaceが閉廊し、国島の生活は再び大きく変化します。2拠点生活のひとつであったL.Aを引き払い、新たに額田郡(現岡崎市)の山林に居を構えました。それからの国島は自身が手掛けてきた全ての作品に立ち返り、絵画や石彫、積層体やWrapped Memoryの新たな可能性を追求しました。国島は病に伏すまで毎日手を動かし、亡くなるまで美術家として生きました。その生活から新たに多くの珠玉の作品が生まれました。
中村佳材《国島征二彫刻家》2002年_『中村佳材4×5』株式会社リトルモア、2017年より
【第4章】Wrapped Memory

Wrapped Memoryは国島が1970年半ばに制作をはじめ、最初は発表する予定のなかったラーフワークです。国島のもとに友人知人から送られてくる展覧会のDM、気になった記事の新聞や雑誌、読んだ本、生活の中で使用した時計や鉛筆、メガネや刷毛など様々なものを重ね、樹脂で固め作品化するWrapped Memory。本シリーズもまた一枚一枚の紙や物質が積み重ねられた積層という構造を持っています。本章では国島が残した膨大な同シリーズの初期から晩年までの一部を紹介します。
《Wrapped Memory-Gallery Announcement Oct.1999》1999年_ミクストメディア_29.0×22.0×8.0_当館蔵
関連イベント1【事前申込制】
トークイベント「国島征二を語る」
A
講 師|糟谷護(庭園デザイナー)、新田鷹雄(建築家)
日 時|2月13日(土曜日)午後2時~
定 員|50人(1度の申込みは2人まで。申込者以外の参加不可。応募多数の場合は抽選)
場 所|当館1階セミナールーム
参加費|無料
申込締切|1月12日(火曜日)
B
講 師|小島久弥(美術家)、井上昇治(中日新聞編集委員、文書家)
日 時|3月7日(日曜日)午後2時~
定 員|50人(1度の申込みは2人まで。申込者以外の参加不可。応募多数の場合は抽選)
場 所|当館1階セミナールーム
参加費|無料
申込締切|2月8日(月曜日)
関連イベント2【事前申込制】
ワークショップ「樹脂粘土でつくろう 積層彫刻」
協 力|Lgallery
日 時|(1)2月21日(日曜日)(2)2月23日(火曜日・祝日) 各日[1]10時15分~ [2]午後2時~
対 象|(2)は小学生以上高校生以下のみ
定 員|各回10人(1度の申込みは2人まで。申込者以外の参加不可。応募多数の場合は抽選)
場 所|当館1階ホワイエ
参加費|700円
申込締切|1月23日(土曜日)
関連イベント3【申込不要】
ギャラリートーク
担 当|当館学芸員
日 時|(1)1月17日(日曜日) (2)2月11日(木曜日・祝日) (3)3月13日(土曜日) 各回とも午後2時~3時(予定)
場 所|当館1階展示室(開始時刻までに展示室入口前にお集まりください。)
参加費|無料(※ただし、当日の観覧チケットが必要です。)
関連資料
- 開催期間
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2026年12月19日(土曜日)から2027年3月14日(日曜日)まで
- 開催時間
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10時 から 17時 まで
入館は16時30分まで
- 開催場所
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岡崎市美術博物館
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このページに関するお問い合わせ
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〒444-0002 岡崎市高隆寺町字峠1番地
電話:0564-28-5000 ファクス:0564-28-5005
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