市長定例記者会見(令和8年7月16日開催)

令和8年7月16日に開催された市長定例記者会見です。
内容は以下のとおりです。
令和7年度 決算の概要について
本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。
それでは、令和7年度の決算の概要につきまして、ご説明申し上げます。
資料は、「令和7年度決算状況について」であります。
まず、一般会計の決算の概要について、ご説明いたします。
昨年度の決算では、財政調整基金の残高が14年ぶりに100億円を下回り、91億円となったことなどから、「健全財政を未来へつなぐ正念場」と表現いたしました。
これに対し、令和7年度は、基金残高の回復が図られたことから、「財政の健全化を推進し、持続的な歩みを支える」と表現しております。
ただし、財政調整基金の残高は、令和5年度以前の水準と比べると、なお低い状況にあります。
本市の健全な財政運営を未来へつなげていくため、今後も残高の確保に努めてまいります。
令和7年度の決算における「実質収支」、いわゆる「純剰余金」は、64億9,799万円となりました。
また、前年度の実質収支との差額である「単年度収支」は、3,866万円の黒字となっております。
一方、単年度収支から、財政調整基金の積立てや取崩し額を差し引いた「実質単年度収支」は、20億7,903万円の赤字となっております。
なお、令和6年度決算剰余金のうち35億円を財政調整基金へ積み立てたことを考慮しますと、実質単年度収支は14億2,097万円の黒字となります。
続いて、「市債残高」について申し上げます。
市債残高は、前年度と比較して27億円増の551億2,325万円となっております。
次に、歳入と歳出の概要についてご説明いたします。
歳入決算額は、前年度対比106.3%の1,677億931万円となりました。
このうち、歳入の根幹である市税は、前年度対比61億5,049万円増の770億9,031万円となり、過去最高額を更新しました。
次に、歳出についてです。
歳出決算額は、前年度対比106.2%の1,577億6,829万円となりました。
目的別に見ますと、民生費が最も大きく、次いで土木費、総務費、教育費、衛生費の順となっております。
性質別の決算状況について申し上げます。
普通建設事業費は、岡崎中央総合公園、美術博物館、シビックセンターの整備に加え、中学校屋内運動場の空調整備などが増加したことにより、前年度対比113.4%の213億1,393万円となりました。
扶助費は、児童手当、物価高対応子育て応援手当、障がい福祉サービス費の増加などにより、前年度対比105.5%の427億4,030万円となりました。
また、人件費は、退職手当が減少したものの、給料や共済費が増加したことなどにより、前年度対比103.5%の252億1,253万円となりました。
続きまして、主な事業について申し上げます。
阿知和地区工業団地と一体として進めるスマートインターチェンジ、本市の玄関口である東岡崎駅周辺地区の整備、アウトレットモール事業者と連携して進める本宿駅周辺道路整備、南公園の整備、アジア・アジアパラ競技大会に向けた岡崎中央総合公園の整備、老朽化した福岡南保育園の園舎整備、シビックセンターや美術博物館の大規模改修、小中学校の校舎改修などを実施しました。
以上が、一般会計の決算概要であります。
令和7年度は、市税収入は過去最高となったものの、人件費や扶助費といった義務的経費は依然として増加しており、物価高騰の影響も続いております。
このように厳しい財政状況ではありますが、基本施策を確実に進めるとともに、第7次総合計画に掲げる事業についても、国県支出金のほか、特定目的基金や市債などを積極的に活用し、着実に推進いたしました。
また、大きく減少した財政調整基金残高の回復にも努め、持続可能な財政基盤の確立に向けた取組みを進めることができたものと考えております。
今後も引き続き、安定的な財政運営に努めてまいります。
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