多様な性についての取組
多様な性についての取組
近年、LGBTQ(性的マイノリティ)についてメディアで目にする機会が増え、LGBTQ支援を宣言する自治体やパートナーシップ制度が始まっている自治体も増えています。
本市では第7次岡崎市総合計画における分野別指針として「多様な主体が協働・活躍できる社会づくり」を掲げており、その個別計画にあたる「男女共同参画基本計画」では、多様な性やLGBTQの方への理解を深めることで、誰もが等しく尊重される社会の実現を目指しています。
※岡崎市では、「LGBTQ」を性的マイノリティの総称としています。より多様で包括的な意味合いを持たせるために「+」をつけることもあります。
性は虹色のグラデーション 多様な性のハンドブック
LGBTQなど多様な性についての理解を深め、全ての方が暮らしやすい社会となるよう「性は虹色のグラデーション 多様な性のハンドブック」を作成しています。
ハンドブックでは、LGBTQとSOGIの違い、LGBTQの方が困っていること、SOGIハラスメント、本市の取組など、多様性な性に関する様々な情報を掲載しています。
LGBTQの方を含め、すべての人の個性や人権が尊重される社会を目指していきます。
性は虹色のグラデーション多様な性のハンドブック(PDF形式 3,094キロバイト)
※ 無断転載・無断使用はご遠慮ください。
岡崎市LGBT電話相談
悩みに寄り添い、解決に向けたサポートをし、相談者が抱える問題の把握等を行うことにより今後の課題解決につなげていきます。

<対象>
・LGBTQに関する悩みを抱えている方(家族や周囲の方からのご相談も可)
・自身の性別に疑問があり悩んでいる方
・こころとからだの性がはっきりしない、一致せず悩んでいる方
・誰に対しても恋愛感情が湧かず悩んでいる方
・性別の違和感についてカミングアウトできずに悩んでいる方 等
<日時>
毎月第3木曜日 17時~21時
24時間通話料無料のよりそいホットラインがあります。
詳しくはこちら
岡崎市パートナーシップ・ファミリーシップ制度


性の多様性に関する啓発事業



岡崎市職員のためのハンドブック~性の多様性に適切な対応を~
私たち市職員が公務に従事するあたり、人権に対する高い意識が求められることから、多様な性に関する基礎的知識や日常の業務において配慮すべき事項等を記載した職員向けのハンドブックを作成しています。
LGBTQとは?
LGBTQとは、恋愛対象が同性、あるいは両性になる、こころとからだの性が一致しないなど性的マイノリティの総称として用いられています。
L・・・Lesbian(レズビアン) 同性を好きになる女性
G・・・Gay(ゲイ) 同性を好きになる男性
B・・・Bisexual(バイセクシャル) 両方の姓を好きになる人
T・・・Transgender(トランスジェンダー) 身体の性と心の性が異なる人
Q…Questioning(クエスチョニング) 自分の性のあり方が分からない人、決めていない人
また、誰に対しても恋愛感情が湧かない、性自認が男女どちらでもないなどLGBTQに分類できない性自認が数多く存在しています。
<LGBTQの悩みごと>
1.自分についての悩み
自分はまわりと違うように感じるが、何者かわからない。LGBTQは周囲にいない、という雰囲気の中では、自分に気づくことが難しい。気づいたとしても「ホモ」「オカマ」「レズ」といった侮辱的な言葉が飛び交う中で、自分を否定的にとらえてしまいがち。
2.周囲との関係の悩み
身体の性に違和感のあることや同性を好きになることを周囲に知られたら、いじめられたり笑われるのでは、と悩む。本当は同性が好きなのに、異性に好きな人がいるように話を合わせることが多い。
3.設備面や制度面の悩み
身体の性別に違和感をもつ子どもたちにとって、心の性と異なる制服や体操着、水着の着用、更衣室やトイレの使用、などは大きな重荷に。「ちゃん」や「くん」といった呼称出席簿の性別、健康診断などで困ったり、苦しむこともある。
悩みをお持ちの方はため込まず、ご気軽にご相談ください。