個別避難計画について

個別避難計画とは

　災害時の避難支援等を実効性のあるものとするために、避難行動要支援者ごとに作成する避難計画です。　計画には、要支援者の身体状態等のほか、「どこへ避難するのか」、「どの経路で非難するのか」、「だれが避難支援をするのか」などをあらかじめ記載することで、 地域防災における「自助」及び「共助」の推進を図ることができます。

　避難行動要支援者ごとの避難支援を記す様式として、従来は個別支援台帳の様式を示していましたが、令和3年度の災害対策本法一部改正を受け、必要事項を充足した新しい様式（個別避難計画書）を作成しました。

個別避難計画の必要項目

　災害対策基本法49条の14において、個別避難計画には以下の項目を記載することと定められています。

　▶ 要支援者本人に関する情報：
　　　　氏名、生年月日、性別、住所又は居所、電話番号その他の連絡先、避難支援等を必要とする事由
　▶ 避難支援実施者（要支援者の避難支援を実際に行うかた）に関する情報：
　　　　氏名又は名称、住所又は居所、電話番号その他の連絡先
　▶ その他の情報：
　　　　避難施設その他の避難場所、避難路その他避難経路に関する事項

様式集

　個別避難計画の様式には、【新規作成用】と【追記作成用】があります。

　【新規作成用】は、新しく個別避難計画の作成を進める場合にお使いください。

　【追記作成用】は、従来の個別支援台帳様式で個別の避難計画を作成済の場合にお使いください。（必要項目の中で不足している「避難場所」等を補完することができます。）

　・避難行動要支援者 個別避難計画書 【新規作成用】　　←新しく個別避難計画を作成する場合

　・避難行動要支援者 個別避難計画書 【新規作成用】　記載例

　・避難行動要支援者 個別避難計画書 【追記作成用】　　←従来の個別支援台帳が作成済の場合

　・避難行動要支援者 個別避難計画書 【追記作成用】　記載例

　・避難行動要支援者個別避難計画書作成についての重要事項説明書

　・避難行動要支援者個別避難計画書作成についてのQ&A