アルコールと上手に付き合おう

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ページ番号1004430  更新日 2026年1月30日

日本人の半数は、身体の中でアルコールを分解する酵素が働きにくい体質です。

酵素が働きにくい体質の人は、アルコールを分解する途中でできる有害物質「アルデヒド」を速やかに分解できないため、少しのアルコールでも悪酔いしやすいです。

「お酒に強い・弱い」は生まれつきの体質です。

お酒を飲むときには、自分の体質・その日の体調と相談しながら飲みましょう。

1.「適正飲酒」ってどのくらいの量?

節度ある飲酒とは純アルコールで1日平均約20gです。

適正飲酒量(純アルコール20gの目安)は、下のいずれか1つ分です。

イラスト:ビール
ビール:500ml
イラスト:日本酒
日本酒:180ml(1合)

イラスト:焼酎
焼酎(25度):110ml(0.6合)
イラスト:ワイン
ワイン:200ml(グラス2杯)

ただし、体調によって酔い具合は変わるので、その日の体調に合わせてお酒を飲みましょう。

女性や少量のお酒で顔が赤くなる人、65歳以上のかたは少なめにしましょう。

イッキ飲みの危険

アルコールが脳に到達するまで、30分~1時間かかります。
酔いの症状が出る前に大量のアルコールを飲むと、肺や心臓を動かす「延髄(脳の一部)」がマヒしてしまい、呼吸停止・心停止に陥ります。

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2.「酔い」の程度の目安

イラスト:酔いつぶれた人

酔いの症状はすぐには出ません。酔ってないと思って飲み続けると飲みすぎになってしまいます。

酩酊段階

飲酒量

症状

爽快期

  • ビール:~1本
  • 日本酒:~1合
  • 陽気になる
  • 顔が赤くなる

ほろ酔い期

  • ビール:1~2本
  • 日本酒:1~2合
  • ほろ酔い気分
  • 手の動きが活発になる

酩酊初期

  • ビール:3本
  • 日本酒:3合
  • 気が大きくなる
  • 立つとふらつく

酩酊極期

  • ビール:4~6本
  • 日本酒:4~6合
  • 何度も同じことをしゃべる
  • 千鳥足

泥酔期

  • ビール:7~10本
  • 日本酒:7合~1升
  • 意識がはっきりしない
  • 立てない

昏睡期

  • ビール:10本以上
  • 日本酒:1升以上
  • 昏睡
  • 呼吸抑制、死亡

出典:公益社団法人アルコール健康医学協会

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3.女性とお酒の関係

女性の方がアルコールの影響を受けやすい

  • 女性は男性に比べて体が小さく、肝臓も小さい
  • 体内の水分量が少なく、血液内のアルコール濃度が男性より高くなる
  • 女性ホルモンにはアルコールの分解を抑える作用がある

アルコール依存症や肝臓障害、すい臓障害など、アルコール性の病気にかかりやすい。

妊娠中・授乳中の飲酒について

妊娠中・授乳中に飲酒をすると、アルコールが胎盤・母乳を通じて赤ちゃんの体内に入ってしまいます。

赤ちゃんは肝臓の機能が未発達なため、アルコールの分解が遅く、長時間アルコールにさらされてしまいます。

そのため、赤ちゃんには次のような影響があります。

イラスト:赤ちゃん

  • 知的障害
  • 記憶障害
  • 低身長、低体重
  • 心臓等の奇形
  • 胎児性アルコール症候群:軽度から中等度の知的障害、小頭症、斜視、尿道下裂、顔面の異常 等

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4.正しいお酒の飲み方 Q&A

Q1.お風呂の前や入浴中にお酒を飲んでも大丈夫?

イラスト:お風呂でのぼせる女性

× 利尿作用と発汗による脱水が考えられ危険です。また、寝てしまったり気を失ったりした場合に事故の危険があります。

飲酒後のサウナやスポーツも危険です。

Q2.寝る前にお酒を飲むとよく眠れる?

× 眠りが浅くなったり、睡眠時トイレに起きてしまいます。また、少量では眠くなりにくく飲酒量が増えていく危険があります。

Q3.急激に酔いを覚ます方法がある?

× 酔いを覚ますためには、体内のアルコールが肝臓で分解されるのを待つしかありません。

Q4.常用している薬がある人は飲酒に注意が必要?

 アルコールは薬の効果を強めたり、弱めたりします。医師・薬剤師にご相談ください。

Q5.アルコール依存症の人は病気が治ればまた飲める?

イラスト:寝酒をする人

× アルコール依存症は、回復しても完治はしません。少しでも飲むとコントロールできなくなるため、断酒が必要です。


未成年の飲酒については以下のリンクをご覧ください。

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