アルコールと上手に付き合おう
日本人の半数は、身体の中でアルコールを分解する酵素が働きにくい体質です。
酵素が働きにくい体質の人は、アルコールを分解する途中でできる有害物質「アルデヒド」を速やかに分解できないため、少しのアルコールでも悪酔いしやすいです。
「お酒に強い・弱い」は生まれつきの体質です。
お酒を飲むときには、自分の体質・その日の体調と相談しながら飲みましょう。
1.「適正飲酒」ってどのくらいの量?
節度ある飲酒とは純アルコールで1日平均約20gです。
適正飲酒量(純アルコール20gの目安)は、下のいずれか1つ分です。
ただし、体調によって酔い具合は変わるので、その日の体調に合わせてお酒を飲みましょう。
女性や少量のお酒で顔が赤くなる人、65歳以上のかたは少なめにしましょう。
イッキ飲みの危険
アルコールが脳に到達するまで、30分~1時間かかります。
酔いの症状が出る前に大量のアルコールを飲むと、肺や心臓を動かす「延髄(脳の一部)」がマヒしてしまい、呼吸停止・心停止に陥ります。
2.「酔い」の程度の目安

酔いの症状はすぐには出ません。酔ってないと思って飲み続けると飲みすぎになってしまいます。
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酩酊段階 |
飲酒量 |
症状 |
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爽快期 |
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ほろ酔い期 |
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酩酊初期 |
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酩酊極期 |
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泥酔期 |
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昏睡期 |
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出典:公益社団法人アルコール健康医学協会
3.女性とお酒の関係
女性の方がアルコールの影響を受けやすい
- 女性は男性に比べて体が小さく、肝臓も小さい
- 体内の水分量が少なく、血液内のアルコール濃度が男性より高くなる
- 女性ホルモンにはアルコールの分解を抑える作用がある
→アルコール依存症や肝臓障害、すい臓障害など、アルコール性の病気にかかりやすい。
妊娠中・授乳中の飲酒について
妊娠中・授乳中に飲酒をすると、アルコールが胎盤・母乳を通じて赤ちゃんの体内に入ってしまいます。
赤ちゃんは肝臓の機能が未発達なため、アルコールの分解が遅く、長時間アルコールにさらされてしまいます。
そのため、赤ちゃんには次のような影響があります。

- 知的障害
- 記憶障害
- 低身長、低体重
- 心臓等の奇形
- 胎児性アルコール症候群:軽度から中等度の知的障害、小頭症、斜視、尿道下裂、顔面の異常 等
4.正しいお酒の飲み方 Q&A
Q1.お風呂の前や入浴中にお酒を飲んでも大丈夫?

× 利尿作用と発汗による脱水が考えられ危険です。また、寝てしまったり気を失ったりした場合に事故の危険があります。
飲酒後のサウナやスポーツも危険です。
Q2.寝る前にお酒を飲むとよく眠れる?
× 眠りが浅くなったり、睡眠時トイレに起きてしまいます。また、少量では眠くなりにくく飲酒量が増えていく危険があります。
Q3.急激に酔いを覚ます方法がある?
× 酔いを覚ますためには、体内のアルコールが肝臓で分解されるのを待つしかありません。
Q4.常用している薬がある人は飲酒に注意が必要?
○ アルコールは薬の効果を強めたり、弱めたりします。医師・薬剤師にご相談ください。
Q5.アルコール依存症の人は病気が治ればまた飲める?

× アルコール依存症は、回復しても完治はしません。少しでも飲むとコントロールできなくなるため、断酒が必要です。
未成年の飲酒については以下のリンクをご覧ください。
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