市指定：天然記念物 見返りの大スギ
最終更新日令和5年7月12日 ｜ ページID 022126
見返りの大スギ
天正3（1575）年に武田の軍が長篠城を包囲し、落城目前にして城主奥平信昌は鳥居強右衛門に命じ、岡崎の家康に事の急を報告しました。家康は急ぎ出陣し、天恩寺に一泊しました。翌日、大杉のところで延命地蔵に呼び止められ、振り返ると敵の刺客が弓を射る寸前でした。危うく難を逃れた家康は、この大杉を何回も見返りながら長篠に向かったといい、このことから「見返りの大杉」と呼ばれるようになったといいます。
| ふりがな | みかえりのおおすぎ |
| 指定（種別） | 岡崎市指定（天然記念物） |
| 員数 | 1本 |
| 指定年月日 | 昭和46年5月20日 |
| 所在地 |
岡崎市片寄町字山下59 天恩寺内 ＭＡＰ（新しいウィンドウで開きます） |
| 所有者 | 天恩寺 |
| 公開情報 | 見学可 |
| 参考文献 |
『ふるさと額田の自然-樹木-（額田町史資料集12）』額田町教育委員会、2002年、29ページ |
注意：文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
▼岡崎市指定文化財目録へもどる
