市長定例記者会見(令和7年5月22日開催)
令和7年5月22日に開催された市長定例記者会見です。
内容は以下のとおりです。
マイナ救急の開始に備えましょう。(資料はこちら)
本市が新たに取り組むマイナ救急の実証事業の開始について、説明させていただきます。
マイナ救急は、マイナンバーカードを健康保険証として利用するマイナ保険証を活用した救急業務のことで、総務省消防庁が実証事業として全国展開するもので、本市も参加いたします。
この実証事業に参加することで、市民の皆様が、救急車を呼んだ際に意識が無い時や、会話ができない時、痛みで話すのが辛い時などにマイナ保険証を読み取り、かかりつけの医療機関や処方されているお薬などの正確な情報を把握し、医療機関へ情報伝達することで連携が強化され、救急業務の円滑化が図れるなど、市民の安心・安全につながることが期待されます。
本市での実証事業は、専用のタブレット端末やカードリーダーなどの機材が配備された後に開始することとしており、今年の秋ごろとなる見込みです。
なお、個人情報の取り扱いには最大限の配慮を行い、セキュリティ面でも厳格な管理体制のもとで運用を行ってまいります。
マイナンバーカードを救急要請時に利用するためには、マイナ保険証の登録が必要となります。
市民の皆様には、マイナ救急の実証事業の開始に備えて、マイナンバーカードと保険証を紐づけるとともに、日ごろから所持していただければと思います。
いつ、だれが救急車を呼ぶことになるか分かりません。市民の皆様にはご自身の命を守るためにも、まずはマイナ保険証を登録していただき、緊急時に備えていただきたいと思います。
そして、家族同士でカードをどこに保管しているのか、普段から確認をしていただきたいと思います。
詳しくは、市政だよりの6月号に特集記事を掲載してまいりますのでご覧ください。
また、実証事業を開始する前には、公式SNSなどで改めて周知してまいります。
この実証事業を進めることで、急な病気や事故などの際、傷病者をスムーズに医療機関へ搬送することが可能となります。
今後も、市民の皆様の生命と健康を守るため技術や制度の活用を積極的に進めてまいります。