県指定:考古資料 洞(伝)の銅鐸

法蔵寺にある銅鐸は市内に残る唯一の銅鐸で、弥生時代後期(2~3世紀)に作られた三遠式銅鐸と呼ばれる形式のものです。総高87.6cm、重量16.1kgで鋳上がりは良く、裾部と飾り耳の一部を失っていますが保存状態も良好です。昔の洞村周辺の出土とも伝えられますが、実際には出土地は判っていません。三遠式銅鐸は三河・遠江地方に多く出土している銅鐸で、鐸身を縦横に6区画した袈裟襷文(けさだすきもん)で飾り、馬蹄形の鈕(ちゅう)は繊細な内向裾歯文(ないこうきょしもん)・綾杉文(あやすぎもん)・重弧文(じゅうこもん)列で埋め、周縁をめぐる鰭(ひれ)の6ヵ所に飾り耳を付けています。これらの文様は細美で、「見る銅鐸」として十分な発達を遂げており、共同体の祭祀に用いられたものと考えられています。市内では、江戸時代の文献に寛政年間(1789~1801)に洞村山中から銅鐸が出土した記録がありますが、法蔵寺所蔵の銅鐸とは別のものと考えられ、もうひとつ銅鐸が存在した可能性があります。
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ふりがな
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ほら(でん)のどうたく
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指定(種別)
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愛知県指定文化財(考古資料)
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員数
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1個
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指定年月日
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昭和49年7月3日
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所在地
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岡崎市本宿町字寺山
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所有者
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法蔵寺
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管理者
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岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託
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時代
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弥生時代
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参考文献
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- 『新編岡崎市史 第16巻 史料 考古 上』新編岡崎市史編さん委員会、1987年、358-363ージ
- 三河武士のやかた家康館『岡崎の古刹 法蔵寺その歴史と美術』1996年、72ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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