狂犬病

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ページ番号1002186  更新日 2026年3月12日

日本では1958年以降、動物において狂犬病は発生していませんが、世界各地では一部の地域を除いて狂犬病の発生が続いています。狂犬病発生地域に滞在する予定の方は、予防接種をうけ、現地ではイヌなどと触れ合わないようにしましょう。

また、狂犬病はいつ日本に入ってきてもおかしくありません。狂犬病のヒトへの感染はほぼ100パーセント狂犬病にかかったイヌに咬まれることによって起こります。イヌの感染を予防するため、狂犬病予防法で毎年1回、飼い犬に狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。

ヒトの狂犬病の概要

病原体

狂犬病ウイルス

感染経路

狂犬病にかかった哺乳類(イヌ、ネコ、スカンク、キツネ、コウモリなど)に咬まれることによって、唾液に含まれるウイルスが侵入し感染する。通常、ヒトからヒトに感染することはない。

潜伏期

1か月から3か月

症状

前駆期、急性神経症状期、昏睡期を経て呼吸障害によりほぼ100パーセント死亡する。

前駆期
発熱、食欲不振、咬まれた場所の痛みや痒み
急性神経症状期

不安感、恐水症状、恐風症状、興奮性、麻痺、幻覚、精神錯乱

昏睡期
昏睡

治療

発症後の有効な治療法はない。

狂犬病にかかった動物に咬まれ、感染した可能性があるときは、その直後から連続したワクチンを接種すること(暴露後ワクチン接種)で発症を抑えることができる。

予防

狂犬病発生地域に滞在するなど感染の可能性があるときは、あらかじめ1か月間で3回の予防接種をうける。

狂犬病の発生状況

一部の地域を除いて、全世界で発生している。

世界の発生状況

  • 年間の死亡者数の推計は59,000人アジア地域35,000人、アフリカ地域21,000人)。
  • 年間の暴露ワクチン接種者の推計は1,500万人。

日本の発生状況

西暦

1953年

1954年

1955年

1956年

1970年

2006年

2020年

死亡者数

3人

1人

0人

1人

1人※1

2人※2

1人※3

犬での発生頭数

176頭

98頭

23頭

6頭

0頭

0頭

0頭

(※1)ネパールを旅行中犬に咬まれ帰国後発病、死亡した輸入症例
(※2)フィリピンを旅行中犬に咬まれ帰国後発病、死亡した輸入症例
(※3)フィリピンで犬に咬まれ入国後発病、死亡した輸入症例

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電話:0564-27-0402 ファクス:0564-27-0422
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