第79回岡崎美術展(岡展)の作品審査を行いました。

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報道発表日:2026年10月15日(木曜日)

 第79回岡崎美術展の開催に先立ち、入賞作品の審査を行いました。
 今回は、日本画、洋画、彫刻、書道、写真、デザイン、工芸の7部門に合計297点(一般189点+美術協会会員65点+審査員43点)の出品があり、岡崎美術協会から推薦のあった同協会役員により、合計59賞の入賞作品を選考しました。
 出品状況、審査員の講評、入賞者などは次のとおりです。

展覧会

(1)会期 / 令和8年10月16日(金曜日)~10月25日(日曜日)
 10時~17時(入館は16時30分まで。最終日は15時まで)
 ※10月19日(月曜日)は休館

(2)場所 / 岡崎市美術館(明大寺町)

ギャラリートーク

(1)日時 / 令和8年10月18日(日曜日)
 ・洋画、彫刻、工芸/11時~
 ・日本画、書道、写真、デザイン/13時~

(2)場所 / 岡崎市美術館各部門展示室(明大寺町)

表彰式

(1)日時 / 令和8年10月23日(金曜日) 11時~

(2)場所 / 岡崎市福祉会館2階 201号室(十王町)

入賞者・受賞作品

(1)各部門の入賞者 / 添付資料01のとおり

(2)岡崎市長賞受賞作品 / 添付資料02のとおり

出品数、入選数及び賞数(一般応募者のみ)

部門 出品者数 出品点数 入選者数 入選点数 賞数
日本画

10人

10点

10人 10点 3賞
洋画 47人 50点 42人 42点 12賞
彫刻 3人 4点 3人 4点 2賞
書道 35人 35点 33人 33点 9賞
写真 59人 59点 47人 47点 15賞
デザイン 14人 15点 14人 15点 4賞
工芸 16人 16点 13人 13点 5賞
合計 184人 189点 162人 164点 50賞

※上記とは別に、岡崎美術協会会員の出品作品65点(7部門)の中から9点が「岡崎美術協会員特別賞」として入賞。審査員の出品作品43点は、審査対象外。

審査員講評

(1)日本画

 今回の審査では確かな技術に裏打ちされた作品が多く、皆さんが真摯に制作に取り組まれている様子が深く伝わってきました。それぞれの表現の中に新たな挑戦をしようとする姿勢も見られ、審査する側としても大変勉強になりました。

 受賞作品の選考においては、作品としての着想(アイデア)の素晴らしさや対象を素直に捉えて丹念に描き込まれた作品に多くの票が集まりました。何よりも、作者の「描く喜び」が画面からあふれ出ているような作品が印象的でした。

 一方で新しい試みに挑戦した作品の中には残念ながら応募規定から外れてしまい、選考対象外となったものも見受けられました。意欲的な取り組みだっただけに非常に惜しまれ、今後の規定の確認を今一度お願いしたいと思います。

(2)洋画

 今年は全体として比較的穏やかな世界観を感じさせる作品が多く見られました。美術館の大展示空間では作品のサイズによる見え方が大きく影響します。

 具象、抽象、写実の度合いなど様式は問わず、画面構成、空間での前後、上下関係、粗密、画材の扱いなどの基本技術、作者の意図の達成度を8人の審査員で協議しました。

 規定範囲内であればサイズの大小は評価に影響しません。モチーフ、題材、様式、ジャンルを問わずご自身の問題意識に忠実に、果敢に挑戦してください。

(3)彫刻
 市長賞の作品は作業量も多く、とてもいい作品だと思いました。教育委員会特別賞は毎年能面を出品されるかたで、毎年毎年とても良い作品を出品されています。岡崎美術協会員特別賞の作品もベテランらしく、すぐれた技術と作品としても素晴らしいと思います。全体的に作品は少ないですが、それぞれ素晴らしい作品だと思います。今後もより多くの人が出品していただけることを願って講評とさせていただきます。
(4)書道

岡崎美術展の書道部門も例年、中央展、県内外の書展にも出品する熟練度の高い出品者が多く、厳しい審査となります。反面、新進の出品者が少なくなく、後進の育成に岡崎美術展の果たす役割が課題となります。

 今回の市長賞の藤井麗月さん、愛知県知事賞の安藤雄岳さんの2作品は審査員10人とも納得いく作品でありました。岡崎美術展出品者から将来の書道界を担う人材が育つことを願っています。

(5)写真
 作品のレベルも高く、色々なジャンルの作品が集まり、良かったと思います。特に上位の作品は作者の意図が伝わるように撮影されています。昨年から応募可能になった組写真もありましたが、もう少し考慮が必要なものが多かったです。
(6)デザイン
 岡展全体の出品数が減少する中、デザイン部門では昨年より出品数が増えたことは良かったと思います。学生さんの瑞々しい感性と、一般のかたの色々な経験を重ねた末の感性が交差する面白い空間が出来上がりました。
(7)工芸
 多種多様な技術技法がある中で今回も楽しく素晴らしい作品が集まりました。切り絵、ちぎり絵、ガラス、布、革、彫金など多様な作品を是非、ご覧ください。市長賞に選ばれました、竹のベースに和紙を張り重ね、柿渋と漆で仕上げた、一閑張の籠を是非、ご高覧ください。工芸は無限の可能性があります。幅広いかたの作品応募を楽しみにしております。

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