市指定:無形民俗文化財 山方手永御田扇祭り
山方手永御田扇祭り
平成25年 野畑から若松へ |
雪洞 |
御田扇祭りは正式には、「皇大神宮御田扇祭」といい、江戸時代、岡崎藩の農民支配制度である手永制度のもと藩領である手永内で行われた祭礼です。史料によれば宝暦6(1756)年にはその存在が認められます。明和6(1769)年以降の後本多家藩主時代には6つの手永ごとに行われていましたが、現在、渡御行列を継承するのは、堤通手永と山方手永のみです。
渡御行列 は神輿を中心に、大団扇、花傘等の造り物で構成されます。1年毎に手永内のマチからマチへと巡行し、五穀豊穣・町内安全・天下和順などを願います。
後本多家時代の順村を基本とし、手永内13箇所で巡行が行われています。巡行は1年に1箇所、隣のマチへ移動ではなく、隣マチを一つ飛ばして巡行し、隣マチでは休憩所として通過します。
ふりがな | やまがたてながおたおうぎまつり |
指定(種別) | 岡崎市指定(無形民俗文化財) |
指定年月日 | 平成27年6月30日 |
所在地 |
岡崎市内12箇所と幸田町地内1箇所 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
保持者 |
山方手永御田扇祭り保存会 岡崎市:井内町、下和田町、国正町、正名町、定国町、中村町、坂左右町、野畑町、若松町、針崎町、柱町、羽根町 (※ただし、若松町、針崎町、柱町、羽根町は通称町であり、行政上の町ではありません。) 幸田町:永野区 |
時代 |
江戸中期 |
祭典 | 7月の日曜日 |
参考文献 |
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リンク | 堤通手永田扇祭り |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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