市指定:書跡・典籍・古文書 往生要集 巻上
『往生要集』は源信(恵心憎都/942-1017)の代表作で寛和元年(985)の著作です。
源信は比叡山にて良源に師事し、天台浄土教を確立した高僧で、本書は極楽往生に関する経論より要文を集めて十文に分け、念仏による極楽往生の方法を示し、念仏を勧めた書です。平安後期の末法思想の時代に著され、日本の浄土教の発展のみならず文学や美術などに大きな影響を与えました。本書は粘葉装(でっちょうそう 紙を1枚ごとに二つ折りして、各紙の折り目の外側面にのりをつけて重ね合わせ、接着させる装丁。)仕立て、建仁2年(1202)書写の奥書をもつ県内最古写本の一つです。
- ふりがな
- おうじょうようしゅう
- 指定(種別)
- 市指定文化財(書跡・典籍・古文書)
- 員数
- 1巻
- 指定年月日
- 平成5年4月12日
- 所在地
- 岡崎市岩中町字荒井
- 所有者
- 西方寺
- 管理者
- 岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託
- 時代
- 鎌倉前期
- 参考文献
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- 『再発見!岡崎の文化財』岡崎市美術博物館、2001年、12ページ
- 『三河浄土宗寺院の明宝 浄土へのいざない』岡崎市美術博物館、2011年、12ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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