妊婦、母子の健康づくり 【予防接種】
予防接種を受けましょう
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど失われていきます。そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
予防接種は、お子さんを病気から守るための個人予防だけでなく、他のお子さんにうつさないようにすることにより病気の流行を防ぐことも目的としています。決して不要不急ではありませんので、お子さまの体調のよいときに、早めに接種をおすませください。
「遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診」のポスターは、こちらをご覧ください。
予防接種の一般的注意事項についてはこちらをご覧ください。
予防接種通知書
岡崎市では、対象時期(標準的な接種期間)に合わせて個人通知しています。通知書が届いたら、内容をよく読み、協力医療機関にて接種をしてください。通知書の予診票は、接種当日に記入して、母子健康手帳と一緒に医療機関にお持ちください。予防接種を正しく理解していただくため、「予防接種と子どもの健康」を事前によく読んでから接種を受けましょう。
通知書を紛失された方は再発行しますので、生活衛生課予防接種係(電話番号 0564-23-6714)にご連絡ください。予防接種の時期については、「岡崎市予防接種スケジュール表(令和2年7月以前に生まれたかた)」 「岡崎市予防接種スケジュール表(令和2年8月以降に生まれたかた)」をご覧ください。
岡崎市で実施している予防接種
予防接種には、予防接種法によって、対象疾病、対象者及び接種期間などが定められた定期接種と、それ以外の任意接種があります。岡崎市で実施している予防接種は下記のとおりです。
(※1) 下記の対象年齢・間隔よりも早期に接種を希望されるかたは保健所までご連絡ください。
初回 20日から56日
追加 初回終了から概ね1年以上(標準的には12~18カ月後の実施が望ましい) (※1)
1歳から3歳未満
2
種類 | 対象年齢 (注意)ただし、公費で接種できるのは通知が届いてからです。 |
回数 |
間隔 | |
---|---|---|---|---|
(令和2年8月以降に生まれたかた) |
1価ワクチン(ロタリックス) 生後2か月(標準的接種開始日)から24週まで(※1) |
2 |
27日以上の間隔 |
|
5価ワクチン(ロタテック) 生後2か月(標準的接種開始日)から32週まで(※1) |
3 |
27日以上の間隔 |
||
ヒブ | 生後2か月から5歳未満 |
1~4 |
年齢により異なる | |
生後2か月から5歳未満 |
3 |
|||
生後2か月から 1歳未満(※1) | 4 | 27日以上の間隔で2回、更に、1回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回 | ||
4種混合第1期 (ジフテリア・破傷風・百日せき・ポリオ) |
生後3か月から7歳6カ月未満 | 4 | ||
3種混合第1期 (ジフテリア・破傷風・百日せき) |
||||
ポリオ | ||||
BCG | 生後5か月から 1歳未満(※1) | 1 | ||
第1期:1歳から2歳未満 |
2 | |||
第2期:5歳から7歳未満 |
||||
水痘(水ぼうそう) | 3カ月以上(標準的には6カ月から12カ月) | |||
日本脳炎第1期 |
3歳から7歳6カ月未満(※1) |
3 | 初回 6日から28日 | |
追加 初回終了から概ね1年(※1) | ||||
日本脳炎第2期 | 9歳から13歳未満 | 1 | ||
2種混合第2期 (ジフテリア・破傷風) |
11歳から13歳未満 | 1 | ||
中学1年生から高校1年生の年齢に相当する女性(※1) | 3 | 使用ワクチンにより異なる | ||
岡崎市任意予防接種(一部公費助成) | ||||
種類 | 対象年齢 | 回数 | 間隔 | |
(令和2年7月以前に生まれたかた) |
1価ワクチン(ロタリックス) 生後6週から24週0日まで |
2 |
27日以上の間隔 |
|
5価ワクチン(ロタテック) 生後6週から32週0日まで |
3 |
27日以上の間隔 |
||
おたふくかぜ | 1歳から2歳未満 | 1 |
(補足)
日本脳炎予防接種については、上記以外の年齢でも接種が可能な特例制度があります。詳しくは、「日本脳炎予防接種」をご覧ください。
岡崎市外で接種を希望されるかた
里帰りや入院等の理由で、岡崎市及び幸田町内の協力医療機関以外で接種を希望される場合は、接種前に岡崎市への事前申請が必要です。
・県内の他市町村の医療機関で接種を希望される場合の手続き方法は、こちらをご覧ください。
・県外の医療機関で接種を希望される場合は、事前に保健所へご相談ください。手続き方法をご案内します。
※申請書を受理してから発行までに通常1週間程度かかりますので、接種から余裕をもった申請をお願いします。(郵送の場合は、さらに時間がかかります。)
岡崎市へ転入されたかたへ
転入届を出されてから約2週間後に「予防接種調査票」を送付します。 今までの予防接種の実施状況を記入し保健所へ返送されますと、予防接種ごとに接種時期に合わせて個人通知をします。ただし、個人通知を送付するまでには転入届を出されてから1か月程かかりますので、お急ぎのかたは母子健康手帳を持って保健所へお越しください。
長期療養等で定期予防接種が受けられなかったかたへ
長期にわたる療養を必要とする疾病(厚生労働省令で定められた疾病)のために、定期予防接種の対象年齢内に接種を受けられなかったかたについては、一定の期間内であれば、定期予防接種として接種できます。詳しくは、こちらをご覧ください。
骨髄移植などで再接種が必要になったかたへ
⾻髄移植⼿術その他の理由により、予防接種法に基づき接種した定期の予防接種の予防効果が期待できないと医師に判断され、任意で再度その予防接種を受ける20歳未満のかたは、助成を受けることができます。(予防接種の種類により年齢制限があるものもあります。)詳しくは、こちらをご覧ください。