国指定:史跡 真宮遺跡
真宮遺跡
真宮遺跡は、縄文時代から中世までの複合遺跡です。矢作川左岸にのびる中位段丘上に位置し、昭和48(1973)年に区画整理事業に伴う工事中に発見されました。現在まで継続して調査が行われ、遺跡範囲が約4万平方メートルに及ぶことを確認しています。確認された遺構としては、縄文時代の平地住居跡12軒、土器棺墓37基、土坑6基、弥生時代の方形周溝墓1基、古墳時代の竪穴住居跡11軒、奈良・平安時代の竪穴住居跡19軒と堀立柱建物跡1棟と埋甕1基があります。特に縄文時代の住居跡からは、土器だけではなく、石斧や石鏃、石皿といった生活用具、石刀・石剣や土偶・岩偶・動物形石製品 などの儀式用と思われる遺物が出土しており、この地方の縄文時代の人々の暮らしを考える上で、貴重な資料となっています。
ふりがな | しんぐういせき |
指定(種別) | 国指定(史跡) |
面積等 | 9,495.78平方メートル |
指定年月日 |
昭和51年6月7日 |
所在地 | 岡崎市真宮町・六名1丁目 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 岡崎市 |
時代 | 縄文晩期から鎌倉 |
公開情報 | 通常見学可 |
参考文献 |
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リンク | 文化財ナビ愛知(新しいウィンドウで開きます) |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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