県指定:史跡 岩津第1号古墳

岩津第1号古墳は6基あった岩津古墳群のひとつで、市内北部を代表する古墳時代後期の円墳です。昭和36年(1961)に岡崎文化財研究会と岩津高校郷土史研究部によって発掘調査が実施され、昭和42年(1967)には愛知県指定(史跡)となり、その出土品も愛知県指定(考古資料)に指定されています。調査時にすでに墳丘は大きく崩れていましたが、測量調査より直径18m程の円墳と推定され、南南西に入り口をもつ横穴式石室が確認されました。この石室は内部が三組の柱石によって羨道(せんどう)・前室・後室に分けられており、全長10m、最大幅2.4m、最大高3mで、丸山町の神明宮第1号古墳に匹敵する大きさです。石室内部からは3体分の人骨とともに、金環・玉類の装身具や鉄鏃(てつぞく)・轡(くつわ)金具・漢文環頭大刀柄頭(かんぶんかんとうたちつかがしら)・飛禽鏡(ひきんきょう)・装飾須恵器(そうしょくすえき)など多くの遺物が出土しています。これら出土品より古墳は6世紀後半に築かれたものと考えられ、この地域で中心的地位を占めた人物の墓と考えられます。
- ふりがな
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いわづだいいちごうこふん
- 指定(種別)
- 愛知県指定(史跡)
- 面積等
- 360.00平方メートル
- 指定年月日
- 昭和42年3月17日
- 所在地
- 岡崎市岩津町字西坂
- 所有者
- 岡崎市
- 時代
- 6世紀後半
- 公開情報
- 外観通常見学可
- 参考文献
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- 『新編岡崎市史 第16巻 史料 考古 下』新編岡崎市史編さん委員会、1989年、174-188,191ページ
- 『岩津古墳群』岡崎市教育委員会、1964年
- 岡崎市美術博物館『おかざきの考古学 身近な遺跡をたずねてみよう』2009年、17-18ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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