国指定:建造物 伊賀八幡宮本殿、幣殿、拝殿、透塀、御供所、随身門、神橋、鳥居(附:宮殿、棟札)
伊賀八幡宮本殿、幣殿、拝殿、透塀、御供所、随身門、神橋、鳥居(附:宮殿、棟札)
徳川氏ゆかりの神社として知られる伊賀八幡宮は、文明年間(1469~86)に松平親忠が勧請したものと伝えられます。その社殿は本殿・幣殿・拝殿を複合させてひとつの建物とした権現造で、江戸時代初期に造られました。近世の神職は柴田氏です。昭和8年(1933)に本殿、幣殿・拝殿・透塀・御供所・随身門・神橋および石鳥居の建造物と棟札4枚が国の重要文化財に指定されました。 慶長16年(1611)に家康が大工孫左衛門に命じて建立した本殿は、三間社流造、屋根は檜皮葺の建物で、この本殿に寛永13年(1636)、3代将軍家光が岡崎城主本多伊勢守忠利を奉行として幕府御大工鈴木近江守長次に幣殿・拝殿を連結させて社殿を完成させました。同時に丹塗りの随身門や木造建築の様式を取り入れた石橋などを建立して、現在の神社の形を整えました。建物は漆をはじめ丹や黄土などで華麗な彩色がほどこされ、金箔押しの飾り金具を用いるなど極彩色の姿を見せています。
ふりがな | いがはちまんぐうほんでん、へいでん、はいでん、すきべい、ごくしょ、ずいしんもん、しんきょう、とりい(つけたり:くうでん、むなふだ) |
指定(種別) | 国指定重要文化財(建造物) |
員数 | 8棟 |
指定年月日 | 昭和8年1月23日 |
所在地 | 岡 |
所有者 | 伊賀八幡宮 |
建築年代 | 江戸時代 慶長16年(1611)本殿建造、本殿以外は寛永13年(1636)建造 |
公開情報 | 外観見学可(一部不可) |
参考文献 |
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リンク |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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