国登録:建造物 旧石原家住宅主屋・土蔵・庭門
旧石原家住宅主屋・土蔵・庭門
主屋 |
土蔵 |
庭門 |
【主屋】木造2階建て桟瓦葺で切妻の大屋根をかけ、北・南・東面の1階には片流れ屋根が付きます。外壁は両妻側は大壁の漆喰塗りの上に下見板を張っています。
【土蔵】主屋の東南側に向かい合って建てられています。木造2階建て土蔵造り、切妻屋根に桟瓦葺きで、建築面積50平方メートルです。外壁は全体を白漆喰で仕上げてから、北面を除く3面に下見板を付けています。北側を出入口(妻入り)とし、西側には米搗き場を増築し、庇をL字型に取り付けています。棟札が残されており、建築年、大工とも主屋と同じです。
【庭門】主屋の南にある中庭の東側に設けられています。なぐり仕上げの六角形の本柱2本で立ち、自然木を僅かに加工した控え柱で支えています。間口は910mm、屋根は杉皮で葺かれています。昭和前期の建築と推定されます。
【石原家について】
石原家は米穀業・金融業を本業とする商家で、六供杉本村の庄屋を務め、明治維新後は戸長を務めた家でした。当時の庄屋の住居が市街地に残る貴重な例です。
ふりがな | きゅういしはらけじゅうたくしゅおく どぞう にわもん |
指定(種別) | 国登録有形文化財(建造物) |
員数 | 3棟 |
指定年月日 | 平成23年7月25日 |
所在地 | 岡崎市六供町字杉本70 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 個人 |
建築年代 |
江戸末期から昭和初期 主屋・土蔵:安政6年(1859)、庭門:昭和前期 |
公開情報 | 特別公開日のみ公開 |
参考文献 |
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注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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