国指定:建造物 滝山東照宮本殿、幣殿、拝殿、中門、鳥居、水屋(附:厨子、石柵、棟札、銅燈籠)
滝山東照宮本殿、幣殿、拝殿、中門、鳥居、水屋(附:厨子、石柵、棟札、銅燈籠)
江戸時代前期の滝山東照宮の華麗な彩色をほどこした社殿です。本殿・拝殿・幣殿・中門・鳥居・水屋、それに付けたりとして厨子・石柵・棟札・銅燈籠が重文に指定されています。これらの社殿は、正保2年(1645)3代将軍家光が竹中重常を造営奉行に任じて建立させたもので、同年5月造営工事が始まり、同3年9月17日に遷宮が行われました。本殿は桁行3間、梁間2間、屋根入母屋造銅瓦葺で、千木・勝男木をあげています。中門は本殿と幣殿の中間にあり、1間1戸平唐門、屋根銅瓦葺です。幣殿と拝殿は連結され、幣殿は桁行2間、梁間1間、屋根後方切妻造銅瓦葺、拝殿は桁行3間、梁間2間、屋根入母屋造銅瓦葺です。拝殿内部には狩野探幽筆三十六歌仙額をかけています。本殿・幣殿・拝殿は柱上部、内法長押から上斗組までと妻飾を極彩色とし、金具も金鍍飾金具を打って豪華をきわめています。
ふりがな | たきさんとうしょうぐうほんでん、へいでん、はいでん、ちゅうもん、とりい、みずや(つけたり:ずし、せきさく、むなふだ、どうとうろう) |
指定(種別) | 国指定重要文化財(建造物) |
員数 | 5棟 |
指定年月日 |
昭和28年11月14日 |
所在地 | 岡 |
所有者 | 滝山東照宮 |
建築年代 | 江戸時代 正保2年(1645)~3年(1646)建造 |
公開情報 | 外観見学可(一部不可) |
参考文献 |
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リンク |
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注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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