市指定:彫刻 木造日吉山王神坐像(附:台座5基)

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ページ番号1011811  更新日 2026年1月23日

写真:一 僧形(大宮)
大宮
写真:二 僧形神坐像(二宮)
二宮
写真:三 僧形神坐像(聖真子)
聖真子
写真:四 男神(八王子または早尾)
八王子、もしくは早尾
写真:七 男神坐像(八王子または早尾)
八王子、もしくは早尾
写真:五 女神坐神(客人または三宮)
客人、もしくは三宮
写真:六 僧形神坐像(十禅師)
十禅師

日吉山王社は、12世紀前前半に瀧山寺の中興の祖である仏泉上人永救により近江国日吉大社(日吉社本宮)から鎮守として勧請され、江戸時代においては瀧山寺・瀧山東照宮と共に存続してきました。本像は日吉山王社神体として、日吉山王社本殿に伝来するものです。各像は白木の厨子に収められ、本殿内陣背面の祭壇上に安置されていました。一から四は、建長5年没の聖蓮坊の僧院耀が生前に造立した山王七社及び早尾・大行事の像9軀のうち、4軀と残欠1軀の計5軀分にあたります。これにより造立年代の下限は、院耀の没年である建長5年(1253)となります。日吉社本宮の神像の正統な姿に基づくもので、写実的で造形的に優れ、現在知られる最古にあたる鎌倉時代前半の山王神像基準作例として貴重です。また、その9軀造立が、僧増恵による文応元年(1260)~弘長元年(1261)建造の社殿に七間社の形式が取り入れられた契機となり、日吉山王七神の信仰形態が建築様式に反映されたと推察されます。一部のものは、台座上框底面の墨書より、延宝7年(1679)に新造されたことが知られます。

ふりがな
もくぞうひよしさんのうしんざぞう
指定(種別)
岡崎市指定文化財(彫刻)
員数
7軀
指定年月日
平成27年8月27日
所在地

岡崎市滝町字山籠

所有者
滝山東照宮
管理者
岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託
参考文献

『瀧山寺日吉山王社総合調査報告2 古文書・民俗・美術工芸品(日吉神社をとりまく歴史的環境調査報告書)』岡崎市教育委員会、2013年、92-118ページ

注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。

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