市指定:彫刻 木造金剛界大日如来坐像

胸部で智拳印(ちけんいん)を結び、結跏趺坐(けっかふざ)した金剛界の大日如来坐像で、像高は約119cmです。
宝髻を結い、天冠台を彫出しています。桧材の一木造で彫眼とし、躯幹部を一材で造り、耳のやや後ろで前後に割矧ぎ、頭部、体部とも内刳を施しています。現在は素木状になっていますが、かつては彩色が施されていたようです。像の顔立ちは優しく、眼は上瞼が水平、下瞼が下方にカーブを描く伏し目がちの眼であり、頬の張りからも平安後期の特徴がみられます。虫蝕などによる傷みがあったため、平成23年(2011)に修理が実施されました。本像は、もとは近くの和志取神社別当寺の薬王寺に祀られていた仏像で、同寺が兵火によって焼失したため、同神社内に大日堂を建立して安置したといわれています。
- ふりがな
- もくぞうこんごうかいだいにちにょらいざぞう
- 指定(種別)
- 岡崎市指定文化財(彫刻)
- 員数
- 1軀
- 指定年月日
- 昭和36年3月30日
- 所在地
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岡崎市西本郷町字宮地 大日堂内
- 所有者
- 大日堂
- 参考文献
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- 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、176ページ
- 『再発見!岡崎の文化財』岡崎市美術博物館、2001年、6ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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