国指定:彫刻 木造十二神将立像

十二神将は薬師如来を守護するとされる12体の武神で、本群像も滝山寺の本尊薬師如来坐像の左右に6軀ずつ二列に安置されています。いずれも桧材を用い、前後矧ぎまたは前後割矧ぎとし、内刳を施し玉眼を嵌入しています。全面に彩色、切金文様が施されています。甲を身に着ける像のほかに、夜叉を意識したと思われる甲を着けない逆髪形の像や意識的に甲制を崩した作例が特徴的です。2号像の左手に持つ山と7号像が右手で支えて吹く法螺貝は、日本の十二神将像には稀な附属品であり貴重です。この十二神将は『瀧山寺縁起』に記述される仁治三年(1242)から建長二年(1191)の間に造立された十二神将に当てることに矛盾がなく、十二神将の貴重な基準作として評価することができます。
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ふりがな
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もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう
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指定(種別)
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国指定文化財(彫刻)
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員数
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12軀
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指定年月日
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令和5年6月27日
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所在地
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岡崎市滝町字山籠 滝山寺内
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所有者
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滝山寺
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公開情報
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境内本堂にて一般公開
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参考文献
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- 『天台のほとけ その美術と三河の歴史』岡崎市美術博物館、2003年、17-22ページ
- 愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財3 彫刻』愛知県、2013年、420-423ページ
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