県指定:彫刻 木造阿弥陀如来及両脇侍立像

ラインでシェア
Xでポスト
フェイスブックでシェア

ページ番号1011826  更新日 2026年8月6日

圓福寺阿弥陀如来及両脇侍立像等


 もとは浄土宗西山派深草義の祖・円空立信が建長3年(1251)に京都深草に建立した真宗院(のち寺号を圓福寺とする)の本尊です。明治16年に圓福寺が深草派の寺院の多い三河地方の妙心寺と寺地・寺号を交換した際に、京都から移された由緒ある像です。

 いずれも桧材の寄木造で玉眼を嵌入しています。阿弥陀如来の像高は130.1センチメートル、頭体のバランスがよい像で、着衣の裾などを波打たせて造形に動きがみられます。両脇侍像はやや痩身で腰の位置が高く、像高の割に長身にみえます。中尊の阿弥陀如来像の印相は、左右の手の第一・二指を捻じる通例の来迎印とは異なり、左手において第一・三指を捻じ、第四指もわずかに捻じる点に特徴がみられます。また本三尊像はいずれも足枘とは別に、像底に丸孔をうがち、台座上の鉄製丸棒に挿し込んで立たせる点にも特徴があり、像の生身性が意識された可能性が考えられています。都風の洗練された作風で、造形的な水準はとても高いです。真宗院が創建され、堂舎が整った建長・正元頃(1250年代)の作とみられ、浄土宗西山派に受け継がれた像として重要な位置を占めます。

ふりがな
もくぞうあみだにょらいおよびりょうきょうじりゅうぞう
指定(種別)
愛知県指定文化財(彫刻)
員数
3軀
指定年月日
令和8年8月4日
所在地
岡崎市岩津町字檀ノ上
所有者
圓福寺
参考文献

「愛知県報道発表資料」、愛知県、2026年

愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財3 彫刻』愛知県、2013年、440-441ページ

注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。

関連情報

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財係
〒444-8601 岡崎市十王町2丁目9番地(福祉会館4階)
電話:0564-23-6177 ファクス:0564-23-6643
教育委員会事務局 社会教育課 文化財係へのお問い合わせは専用のフォームをご利用ください