市指定:彫刻 木造天台大師坐像

天台宗の宗祖天台大師の肖像彫刻で、像高は約55.1cmです。
天台大師(智顗)は中国の南北朝期の僧侶で、慧文、慧思に次ぐ天台宗の第三祖ですが、天台宗の実質的な開祖とされています。瞑目し、頭衣を着けて禅鎮(ぜんちん)を乗せ、腹前で右手を上に重ねる禅定印を結んで坐しています。一木造で、頭体幹部材を頭頂やや後ろで前後に割り、内刳を施した後に矧ぎ合わせています。大らかな造形や胸元を開いた下衣の着付け方など、構造や技法から平安時代後期の作と考えられます。全国的にみても最古級の天台大師彫像であり、貴重な作例です。
- ふりがな
- もくぞうてんだいだいしざぞう
- 指定(種別)
- 岡崎市指定文化財(彫刻)
- 員数
- 1軀
- 指定年月日
- 平成18年12月21日
- 所在地
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岡崎市滝町字山籠 滝山寺内
- 所有者
- 滝山寺
- 参考文献
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- 『天台のほとけ その美術と三河の歴史』岡崎市美術博物館、2003年、8ページ
- 愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財3 彫刻』愛知県、2013年、428ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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