県指定:彫刻 木造阿弥陀如来坐像(称名寺)

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ページ番号1004670  更新日 2026年1月23日

写真:木造阿弥陀如来坐像


称名寺の本堂に本尊として安置されている阿弥陀如来坐像で、像高は87cmです。

来迎印を結び、右足外に結跏趺坐する等身 螺髪をやや細かめの粒状に彫出し、肉髻朱(にっけいしゅ 仏像の頭頂部にある肉髻と呼ばれる隆起した部分の前面中央にある赤い珠の事)・白毫相(びゃくごうそう 眉間にある白い毛の事)をあらわしています。木造の寄木造で、玉眼を嵌入し、漆箔で仕上げられています。構造的には、珍しく肉髻部が別材矧付けとなっており、背中に縦一材、その上方(襟際)に横一材を矧付けていることから、背の丸みを強調するための矧ぎ木と考えられます。保存状態は概ね両行ですが、螺髪(らほつ 仏像の巻貝のように丸まった髪の毛の事)の一部を欠失し、白毫を亡失しています。
本像のやや大きめの頭部、張りのある頬などは初期慶派仏師の作に通ずるものですが、細身な体躯や膝前部の高さが低く抑えられている点、硬く動きが少ない衣文などの特徴は、晩年期運慶の作風に近いもので、運慶次世代の作者による、若年期、晩年期の両方の運慶様の継承と再構成を図った貴重な作例です。

ふりがな

もくぞうあみだにょらいざぞう

指定(種別)

県指定文化財(彫刻)

員数

1躯

指定年月日

平成26年8月1日

所在地

岡崎市藤川町字中町南

所有者

称名寺

管理者

称名寺

時代

鎌倉初期

参考文献

『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、109ページ

注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。

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