市指定:彫刻 木造神像(附:薬師如来坐像)

いずれも桧材の一木造で彩色が施され、彫眼の8軀の神像です。
1は女神像で、髪を長く肩から背面に垂らし、拱手して袖の中に手を入れて坐する姿をしています。2も1と同じ形の女神像ですが、摩耗が目立ちます。3は髭を生やした男神立像で、衣冠束帯の姿で衣の中で拱手しています。4は女神立像で、1や2とは異なり眼がつり上がって、やや長めの顔立ちをしています。5は男神立像ですが、3と異なり袴をあらわしていません。6は男神坐像で髭を生やしています。7は馬と思われる動物にまたがる武将神です。8は神像とされていますが、通肩の衣を着けた如来立像だと思われます。台座まで一木で造られており、台座の下面には墨書銘があります。これによると、明徳3年(1392)の作であることがわかります。薬師如来坐像は、桧材の寄木造で漆箔を施し、玉眼を嵌入しています。
1、2の神像は古く鎌倉後半ないしは末期のものと考えられ、3、4は室町期、5ははっきりしませんが鎌倉末期かと推測されます。6、7は室町後半に作られたと考えれます。
- ふりがな
- もくぞうしんぞう
- 指定(種別)
- 岡崎市指定文化財(彫刻)
- 員数
- 9軀
- 指定年月日
- 昭和62年7月15日
- 所在地
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岡崎市大門3丁目 八剣神社内
- 所有者
- 八剣神社
- 参考文献
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- 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、60、61、164、165ページ
- 『再発見!岡崎の文化財』岡崎市美術博物館、2001年、8ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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