県指定:彫刻 木造善導大師坐像

善導大師は中国唐代初期に活躍した僧侶で、中国浄土教の大成者です。本像は寄木造りの技法で製作された高僧像で、右手に如意(にょい)を執って趺坐(ふざ)しています。像高は83.9cmです。善導大師像の多くが小柄で優しい顔貌であるのとは対照的に、骨太でたくましい体形が特徴的です。本像はもとは浄土宗西山派深草義の祖・円空立信が建長3年(1251)に京都深草に建立した真宗院(のち寺号を圓福寺とする)に伝来した像です。明治16年に圓福寺が深草派寺院の多い三河地方の妙心寺と寺地・寺号を交換した際に本尊とともに京都から移されましたが、真宗院が創建された建長年間より遡る13世紀初期頃の作とみられます。善導大師像としては最初期のものに位置付けられ、浄土宗の肖像彫刻を考える上で重要な作例です。
- ふりがな
- もくぞうぜんどうだいしざぞう
- 指定(種別)
- 愛知県指定文化財(彫刻)
- 員数
- 1軀
- 指定年月日
- 令和8年8月4日
- 所在地
- 岡崎市岩津町字檀ノ上
- 所有者
- 圓福寺
- 参考文献
-
「愛知県報道発表資料」、愛知県、2026年
愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財3 彫刻』愛知県、2013年、443ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
関連情報
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 社会教育課 文化財係
〒444-8601 岡崎市十王町2丁目9番地(福祉会館4階)
電話:0564-23-6177 ファクス:0564-23-6643
教育委員会事務局 社会教育課 文化財係へのお問い合わせは専用のフォームをご利用ください