県指定:彫刻 木造菩薩立像(伝十一面観音)

大小2軀の十一面観音立像のうち、像高48.8cmの小像にあたり、滝山寺に安置されています。現状は十一面観音像ですが、頭上の十一面はいずれも後補で、改変の跡もみられることから、当初は頭上面をもたない菩薩形像であった可能性が高く、この指定名称になっています。
両踵に丸棒を挿す構造や髻結び目の意匠などから13世紀前半から半ばまでに仏師快慶の初期作を学んだ世代の仏師が作成したと考えられています。本像は三河地域に伝わる安阿弥様の中でも、比較的早期かつ希少な菩薩立像の作例です。また、滝山寺の檀越であった足利義氏と慶派仏師との関わり等も指摘されており、歴史的意義の大きな作品です。
- ふりがな
- もくぞうぼさつりゅうぞう(でんじゅういちめんかんのん)
- 指定(種別)
- 県指定文化財(彫刻)
- 員数
- 1軀
- 指定年月日
- 令和4年1月28日
- 所在地
- 岡崎市滝町
- 所有者
- 滝山寺
- 管理者
- 滝山寺
- 時代
- 鎌倉時代(13世紀)
- 公開情報
- 宝物殿にて一般公開
- 参考文献
- 愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財3 彫刻』愛知県、2010年、48、414、415ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
公開情報については、修理や法要などで見学できない可能性があります。
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