国指定:絵画 絹本著色善光寺如来絵伝

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ページ番号1004642  更新日 2026年1月23日

写真:絹本著色善光寺如来絵伝


妙源寺にある絹本著色善光寺如来絵伝は3幅対で、善光寺如来に関する36の事蹟が描かれています。大きさは各幅縦162.4cm×横96.4cmです。

右より第1幅は、インドに悪病がおこり、これを救うために三尊を作ったことに始まり、日本への渡来までの10の事蹟を下から上へ、第2幅は物部の三尊仏投棄、聖徳太子・守屋の合戦など14の事蹟を上から下へ、第3幅は三尊仏の信州移転から善光寺建立に至るまでの12の事蹟を下から上へ配置しています。物語は蛇行状に展開しており、上下は霞によって区分されています。図中には各場面の名称を記した短冊形が貼付されています。画面の損傷が著しく、図様の確認が困難な箇所もありますが、随所に優れた描写が見られます。建築は細めの的確な屋台引の線で象って安定した構図をつくり、人物の描写も古典的表現に動きを加えた鎌倉大和絵特有の画風を見せています。成立年代は鎌倉時代末とする説もありますが、丸みを帯びた人物表現や肥痩の乏しい墨線などの絵画様式から南北朝時代の成立と判断するのが妥当と考えられます。

ふりがな

けんぽんちゃくしょくぜんこうじにょらいえでん

指定(種別)

国指定重要文化財(絵画)

員数

3幅

指定年月日

大正7年4月8日

所在地

岡崎市大和町字沓市場

所有者

妙源寺

管理者

妙源寺

時代

鎌倉時代

参考文献

  • 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、459ページ
  • 愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財2 絵画』愛知県、2011年、278-279ページ

注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。

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