国指定:絵画 絹本著色光明本尊

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ページ番号1004647  更新日 2026年1月23日

写真:絹本著色光明本尊


浄土真宗に特有の図像構成を示す光明本尊の最古本で、三河における初期真宗高田派の中心寺院であった妙源寺に伝わります。中幅の阿弥陀の名号からは周囲に波状の光が放射され、左右二幅に描かれたインド、中国、日本の浄土教祖師を経て、法然、親鸞に念仏の教えが伝えられたことを視覚的に表現しています。左幅の天竺震旦部は下部に天竺三菩薩、その上に震旦七高僧を描きます。右幅の和朝部は聖徳太子、源信、法然を中央に配し、太子の侍臣は勝鬘教講賛に関わる人物に限定されています。阿弥陀の名号を中心に、天竺震旦部の勢至、和朝部の聖徳太子が対をなし、阿弥陀三尊を形成しています。のち光明本尊が一幅構成を定型とするのに対して、本図は三幅構成をとる唯一の作例で、初期的様相をうかがわせる点で貴重です。制作年代は、色紙形・短冊形の墨書が親鸞の高弟である真仏1209~1258)によるものであるため、真仏(の亡くなった正嘉2年(1258)以前となります。しかも、墨書を検討すると本作墨書の語彙は親鸞が建長7~8年(1255~1256)に用いた語彙と一致しています。

ふりがな

けんぽんちゃくしょくこうみょうほんぞん

指定(種別)

国指定重要文化財(絵画)

員数

3幅

指定年月日

平成26年8月21日

所在地

岡崎市大和町字沓市場

所有者

妙源寺

管理者

妙源寺

時代

鎌倉時代

参考文献

  • 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、458ページ
  • 愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財2 絵画』愛知県、2011年、264-265ページ

注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。

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