国指定:絵画 絹本著色親鸞上人絵伝

妙源寺にある絹本著色親鸞上人絵伝は、浄土真宗の祖師親鸞上人の行状を3幅に描いた絵伝で、大きさは各幅縦148.0cm×横83.2cmです。
親鸞が慈円にしたがって出家する場面から始まり、遷化、廟堂造営に至るまでの物語が、各幅とも下から上へ事蹟を年代順に配して構成しています。各場面にはその名称を記した短冊形が貼付されています。霞の使用はきわめて控えめで、しかも柔らかい表現となっているため場面転換は自然に行われています。この自由度の高い構成には古様な趣があります。また、この絵伝の特色として、画中の風景描写の秀逸さがあげられます。樹木や山水の描写は、良質の鎌倉絵巻物を彷彿とさせ、さらに、人物描写も細めの強い筆線できびきびとらえ、姿態、表情ともに生きいきとした優れたものとなっており、制作時期は鎌倉時代も末期に下らない頃と推定されます。全国各地に流通する掛福の親鸞上人絵伝の最初期の作例であるとともに、鎌倉時代の高僧絵伝の名品として重要な文化財である。
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ふりがな
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けんぽんちゃくしょくしんらんしょうにんえでん
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指定(種別)
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国指定重要文化財(絵画)
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員数
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3幅
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指定年月日
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大正7年4月8日
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所在地
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岡崎市大和町字沓市場
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所有者
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妙源寺
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管理者
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妙源寺
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時代
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鎌倉時代
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参考文献
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- 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、460ページ
- 愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財2 絵画』愛知県、2011年、308-309ページ
- 『三河念仏の源流 高田専修寺と初期真宗』岡崎市美術博物館、2008年、138-139ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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