県指定:絵画 絹本著色二十五菩薩来迎図

大樹寺にある絹本著色二十五菩薩来迎図は、阿弥陀如来が25の菩薩を従えて来迎する様子を描いたもので、大きさは縦130.2cm×横60.5cmです。25の菩薩は楽器を演奏し、飛雲に乗ってやってきます。各尊は斜め向きに表現されており、飛雲の表現とともに、流動感と来迎の速さを表すのにきわめて効果的な役割を果たしています。人々が死に直面した時になるべく早く阿弥陀の迎えが来ることを願った結果、このような速度感があって、しかもにぎやかな来迎図が生み出されたと考えられます。この阿弥陀如来が25の菩薩を引き連れて飛雲に乗って来迎する図様では、阿弥陀の一団が向かう先に往生を願う人物を描いたり、そのまわりの風景描写を加えることが多いのですが、本図にはそれが見られず、かわりに南無阿弥陀仏の六字名号が金泥で書かれています。
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ふりがな
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けんぽんちゃくしょくにじゅうごぼさつらいごうず
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指定(種別)
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愛知県指定文化財(絵画)
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員数
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1幅
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指定年月日
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昭和30年6月6日
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所在地
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岡崎市鴨田町字広元
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所有者
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大樹寺
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管理者
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岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託
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時代
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鎌倉時代
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参考文献
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- 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、433ページ
- 愛知県史編さん委員会編『愛知県史 別編 文化財2 絵画』愛知県、2011年、239ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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