市指定:絵画 絹本著色張飛像・玄徳像・関羽像
桃園の誓いを経て、義兄弟となった蜀の中心人物張飛、劉備(玄徳)、関羽を、月僊が3幅に描き分けた図。
関羽は赭顔美髯、張飛は長坂で曹操軍の一軍を睥睨する姿で描かれ、中幅には劉備が正面を向いた独特の図用で描かれている。伝統に従いながら、格調高い個性的武者絵を創り出しています。肉身に見る濃厚な彩色と丁寧な陰影、写実的なひげの表現など名古屋市博物館所蔵の「関羽図」と共通する要素が認められます。張飛と関羽の衣文戦は擦筆の荒々しい描線が目立ちますが、劉備の衣服では流暢な描線が使われており、三幅で変化をつけるための処理と考えられれます。制作年代は名古屋市博物館所蔵の「関羽図」と同時期の天明(1781年から1789)前半と考えられます。
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ふりがな
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けんぽんちゃくしょくちょうひぞう・げんとくぞう・かんうぞう
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指定(種別)
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岡崎市指定文化財(絵画)
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員数
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3幅
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指定年月日
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昭和35年3月10日
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所在地
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岡崎市門前町
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所有者
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随念寺
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管理者
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岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託
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時代
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江戸時代
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参考文献
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- 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編さん委員会、1984年、368-369ページ
- 『松平・徳川氏の寺社』岡崎市美術博物館、2000年、127ページ
- 『画僧 月僊』名古屋市博物館、66-67、175ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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