県指定:絵画 絹本著色持鉢釈迦如来画像

萬松寺にある絹本著色持鉢釈迦如来画像は、左手に鉢、右手に経巻を持って蓮台に結跏趺坐(けっかふざ)する釈迦如来の姿を描いたものです。大きさは縦151.7cm×横86.2cmとかなり大きな画幅で、ゆったりとした姿に釈迦如来をとらえています。日本製の通例の仏画と異なり、衣や台座を描く線が細く大変厳しい質を見せているため、中国の明時代の制作であろうと考えられています。朱と緑青の対比が著しく、また身につけている朱衣には金泥で文様が施されており、その表現は大変魅力的です。寺では釈迦が左手に持つ鉢を薬壺と解釈し、この像を薬壺を持つ薬師如来像と見立てたらしく、同寺に所蔵する日天、水天の2幅をそれぞれ日光菩薩、月光菩薩になぞらえてこの像の脇侍像として扱っています。
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ふりがな
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けんぽんちゃくしょくじはつしゃかにょらいがぞう
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指定(種別)
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愛知県指定文化財(絵画)
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員数
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1幅
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指定年月日
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昭和32年9月6日
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所在地
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岡崎市滝町字松谷
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所有者
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萬松寺
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管理者
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岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託
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時代
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中国明代
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参考文献
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- 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、428ページ
- 『松平・徳川氏の寺社』岡崎市美術博物館、2000年、28ページ
- 『再発見!岡崎の文化財』岡崎市美術博物館、2001年、14ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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