市指定:工芸品 秋草文平蒔絵提箱
秋草文平蒔絵提箱
瓶子(へいし)二口、長方盆、引出し各一口を仕込み、上から覆蓋をした携行用箱で物見遊山の折に使用したものです。
寺伝では、松平広忠の遺品といわれています。蒔絵は、高台寺式蒔絵で、保存もよく、桃山時代から江戸時代初期の調度としてもすぐれた作品です。類品としては、秋草文蒔絵徳利(京都国立博物館蔵品)が知られています。
ふりがな | あきくさもんぴらまきえさげばこ |
指定(種別) | 岡崎市指定文化財(工芸品) |
員数 | 1組 |
大きさ | 縦12.5cm、横34.5cm、総高38.8cm、瓶子口径4.7cm高19.5cm |
指定年月日 | 昭和62年7月15日 |
所在地 | 岡崎市松本町 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 松應寺 |
管理者 | 岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託 |
時代 | 安土桃山時代から江戸時代初期 |
参考文献 |
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注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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