国指定:工芸品 鉦鼓用引架

昌光律寺所蔵の室町時代に制作された鉦鼓用引架です。木製黒漆塗で、木枠表面には鯨髭(くじらひげ)を張り、14個の鋲で止められています。肩幅26.5cm、手長39cmで全体的に優美な曲線をしています。鉦鼓は、元々雅楽に使用する楽器でした。しかし、空也や一遍等の肖像彫刻や絵伝等にみられるように行脚用にこの鉦鼓を吊るし、槌や撞木で打ち鳴らして念仏の拍子を取る仏具としても使用されました。引架は、その鉦鼓を架ける時に使用するもので、現存しているものは極めて少なく資料的価値が高いです。この鉦鼓用引架は、岡崎出身の仏教考古学者で元奈良国立博物館長であった石田茂作博士が奈良県天理市郊外で発見し、昭和16年(1941)重要美術品に指定されたのを機に寺へ寄付されたものです。
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ふりがな
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しょうこようひっか
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指定(種別)
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国指定重要文化財(工芸品)
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員数
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1掛
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大きさ
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肩幅26.5cm、手長39cm
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指定年月日
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昭和37年6月21日
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所在地
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岡崎市伊賀町字南郷中
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所有者
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昌光律寺
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管理者
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昌光律寺
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時代
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室町時代
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参考文献
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- 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編集委員会、1984年、602ページ
- 『三河浄土宗寺院の名宝 浄土へのいざない』岡崎市美術博物館、2014年、77ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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