市指定:工芸品 雲版

銅鋳製の雲板です。
雲板とは、主に禅宗寺院で起床や坐禅などの合図のために撞く金銅制の板で、名前は形状が雲に似ていることに因んでいます。
表には「實相知足庵」、裏には「正長己酉歳」「九月念六日」と刻銘され、元は臨済宗の実相寺知足庵(西尾市)に正長2年(1429)奉納されたことがわかります。松平3代信光が西三河制圧の際に戦利品として持ち帰ったものを信光明寺に寄進したといわれています。
- ふりがな
- うんばん
- 指定(種別)
- 岡崎市指定文化財(工芸品)
- 員数
- 1面
- 大きさ
- 縦36.4cm、横24.2cm
- 指定年月日
- 昭和35年6月10日
- 所在地
- 岡崎市岩津町字東山
- 所有者
- 信光明寺
- 管理者
- 岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託
- 時代
- 室町時代 正長2年(1429)
- 参考文献
-
- 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編さん委員会、1984年、524、594-595ページ
- 『三河浄土宗寺院の明宝 浄土へのいざない』岡崎市美術博物館、2011年、37ページ
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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